13 2月 【イベント視察レポート】CES 2019(3) – AI音声アシスタント領域におけるAmazon vs. Google
Sands会場の2階のSmart Homeゾーンへと移動、ここではやはりAI音声アシスタントの領域におけるAmazonと Googleの戦いが気になるところです。調べによると昨年の米国でのスマートスピーカーのシェアはAmazonが70%、Googleが25%となっています。一方、日本においてはGoogleのシェアが大きいですが、 Amazonも昨年に家電量販店で販売を始め、Echoシリーズ初のポップアップストアを都内に出店するなど巻き返しています。
では、この会場での両社の戦いがどうだったかというと、いたる所で「works with amazon alexa」、「Hey Google」といったサイネージを見かけましたが、比較的、Amazonの方が提携デバイスが数多く点在し、展示台も多くあるように感じました。しかし、Googleの広告方法はユニークで、Google Assistantのユニフォームを着た説明員を提携先ブースに多く派遣して存在感抜群でした。超アナログな手法ですが、個人的にはGoogle “Assistant”に、スタッフの“アシスタント”を掛けた親父ギャグ的なアイデアは好きです。
進むMobilityのIoT機器化
各会場に展示ブースがいくつかあるAmazonですが、Venetianの2階には一際広大な独自ブースを出展していました。ブース内はリビングルームを連想させるサークル型コーナーが周囲に配置された質実剛健とした造りで、生活に密着したサービス作りをするAmazonらしいな〜といった印象。
そして、一番目立っていたのは、ブースの中心に据えられたAmazon Alexa搭載のAUDI!!
普及しつつあるスマートホーム家電だけでなく、次はMobiityのIoT機器化に本腰を入れていくぞ、というAmazonの意気込みが感じられました。
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