13 2月 【イベント視察レポート】CES 2019(2) – Sands Expo の様子
こんにちは!braveCtwの秋山です。
前回に続いて、CES 2019 の視察の様子をレポートしたいと思います。今回は、Sands Expoを回った感想をまとめてみました。EUREKA PARKのパビリオンやAWSブースなど、てんこ盛りですよ。
赤いニワトリ、フランスのブランディング力
SandsExpo会場1階のHall G、Eureca Parkには各国のスタートアップのパビリオンが出展されていました。
その中で特に広大なスペースに出展し目立っていたのは、フレンチテックのパビリオンです。ブランドの象徴である赤いニワトリのラベルは、ここだけでなく各会場のあちらこちらで多く見受けられ、存在感を示していました。
フレンチテックといえば、「Station F」がキーワードとして必ず挙がりますが、なるほど、フランスのスタートアップのブランディング、コミュニティ力は強いですね!会社が行かせてくれるかはわかりませんが、今年はビバテクノロジーにも増々行きたくなりました。
次に目を引いたのは、第2のシリコンバレーと呼ばれるテルアビブが有名なスタートアップ大国のイスラエルのパビリオン。近年、イスラエルでは仮想通貨などブロックチェーンを活用したスタートアップがいくつも立ち上がり、フィンテックが活気づいています。日本では昨年12月、テルアビブに本社を置き、日本-イスラエル間でのビジネス連携・新規事業創出を支援するAniwoの主催で、日本初のDapp、Blockchainに特化した国際カンファレンス「Dapp Summit」が開催され話題になりましたが、本会場でも絶えず人だかりができ、イスラエルのスタートアップへの注目度の高さが伺えました。
イノベーションアワードを受賞した、J-Startup ブースの企業とは
さて、いよいよやって参りました!日本の「J-Startup」ブース。
出展企業22社の中で唯一「CES 2019 Innovation Awards」を受賞したのはLOAD&ROAD。受賞した茶葉に合わせて抽出する最適な温度条件や時間を管理できるスマートティーポット「IoT teapot teplo」が話題となりました。仕事のお供に一つ欲しくなりました。
その他に出展していたのは、以前に日経新聞社さん主催のビバテクノロジー報告会でピッチを聴いてから個人的に注目していたEmpath。その独自の音声感情解析AIは既に海外でも多数利用されており、いまや世界で活躍する日本のスタートアップの代表といった感があります。
日本のブース全体を通して気になった点は、訪問客は日本人が多い印象を受けたことです。こういった海外のイベントでは日本とはスタイルを変えて、一つのコンセプトパビリオンにする(例えば、タッチアンドトライコーナー多めの体験型カフェなど)、もしくは思い切ってラスベガスっぽく、スタッフを外国人バニーガールにしてカジノ風パビリオンにするとか、海外客を呼び寄せるギミックがあると結構面白いかも?
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